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WordPressが向いている会社・向いていない会社|運用から判断する

ミライウェブ株式会社 代表取締役 工藤 魁

監修者

工藤 魁

ミライウェブ株式会社 代表取締役

ミライウェブ株式会社 代表取締役。経営学修士(MBA)。中学生の頃からWeb制作に携わり、現在は企業のホームページ制作・運用、Webマーケティング、システム開発などを手がける。経営とITの両面から企業の課題解決に取り組み、Web活用や生成AIに関する書籍も執筆している。

WordPressが向くかは、会社の規模より「何を誰が更新するか」で変わります。実績や記事を継続して増やす会社では候補になり、変更が少ないサイトでは別の構成も考えられます。必要な機能と保守体制を合わせて比較しましょう。

運用条件ごとの選択肢

運用条件検討する方向
お知らせ・実績・記事を継続追加WordPressなどCMSを比較
独自の分類や入力欄を使いたいカスタマイズ範囲を確認してCMSを選ぶ
数ページで変更はごく少ない静的サイトやサービス型CMSも比較
販売・予約が事業の中心専用サービスとWordPressの両方を比較
技術保守を自社で持てない外部保守または運用を含むサービスを比較

静的サイトにもサーバーやフォームなどの管理は残り、サービス型CMSにも利用料やデータ移行の制約があります。どれを選んでも、運用の担当が全く不要になるとは限りません。

更新作業を具体化する

「自社更新したい」を、「営業担当が月に数件の実績を追加し、責任者が確認して公開する」のように書き換えます。必要な項目は写真、業種、依頼内容、担当範囲などです。

次に、誰が下書きを作り、誰が公開し、誤った場合に誰が戻すかを決めます。この作業がスムーズにできるかをデモで確かめる方が、機能一覧だけより判断しやすくなります。

専用サービスと比較したいケース

予約枠、決済、在庫、会員管理が中心なら、その運用を前提にしたサービスも候補です。WordPressで実現可能でも、連携・更新・問い合わせ対応を含む負担が大きい場合があります。

必要な業務フロー、継続費用、データを取り出せる範囲、解約時の扱いを比べます。個別サービスの機能と料金は変更されるため、選定時点の条件を確認します。

将来の乗り換えまで考える

いま必要な機能に加え、記事や画像、独自項目を取り出せるかを確認します。WordPressでも独自実装に強く依存していれば、別の構成へ移す際に変換作業が必要です。サービス型CMSでも、書き出せるデータと書き出せない機能を確認します。

将来のために複雑な機能を先に作る必要はありませんが、データの保有と取り出し方を理解しておくと選びやすくなります。契約終了後に何を継続利用できるかも、初期制作費と合わせて比べましょう。

発注前の判断メモ

「更新対象」「担当者」「必要な権限」「保守担当」「今後追加したい機能」を一枚に整理します。WordPressの採用自体を目的にせず、その運用を実現する方法として選ぶと、不要な機能を増やさずに済みます。

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