ホームページ公開後は、まず表示・問い合わせ受信・計測・更新体制を確認します。検索流入の改善を考える前に、相談が届き、正しい情報を維持できる状態をつくることが先です。公開当日の確認と、継続して行う作業を分けましょう。
公開当日:実際のお客様と同じ操作をする
| 確認 | 具体的な操作 | 残す記録 |
|---|---|---|
| 表示 | PCとスマートフォンで主要ページを開く | 問題のあるURLと画面 |
| フォーム | テストと分かる内容で送信する | 完了表示、通知受信、自動返信 |
| 電話・外部リンク | 番号と遷移先を確認する | 誤りの有無 |
| 検索公開設定 | 公開ページのnoindexなどを確認する | 確認したURLと結果 |
| 計測 | 自分のテスト訪問や送信を確認する | 計測対象と重複の有無 |
公開前に動いていても、本番のURLやメール設定で不具合が出ることがあります。テスト送信は制作担当者だけで完結させず、実際に問い合わせを受け取る担当者も受信を確認します。
初週:検索への案内と管理情報を整理する
Search Consoleで対象サイトを確認できる状態にし、サイトマップと主要URLの状況を点検します。サイトマップの送信は発見を助ける作業であり、全ページの登録や順位を保証するものではありません。登録されない場合は、対象ページの内容と技術設定を調べます。
サーバー、ドメイン、CMS、解析の管理者と更新期限を一覧にし、バックアップの対象・保存先・戻し方を確認します。新しいページを追加するときの担当と確認者も決めておきます。
毎月:数値と問い合わせ内容を一緒に見る
確認するのは訪問数だけではありません。主要サービスを見た人が次に進んでいるか、フォームが送信されているか、相談内容が提供サービスに合っているかを見ます。営業で同じ質問が続くなら、該当ページの説明を補う候補です。
少ない訪問数で毎週デザインを変えると、変化を判断しにくくなります。修正日と目的を記録し、季節性や広告出稿も含めて比較します。ただし、フォーム障害や誤った連絡先はデータがたまるまで待たずに直します。
公開後に検索結果へ出ないときの考え方
公開直後に会社名で探して見つからなくても、即座に制作失敗とは判断できません。公開設定、ページへのリンク、Googleでの登録状況を順に確認します。新しいサイトでは比較できる過去データがないため、最初の確認結果を基準として残します。
制作会社へ相談するときは、検索した語句だけでなく、対象URL、公開日、どの検索画面で確認したかを伝えます。サイトマップを何度も送り直すだけで解決を期待せず、原因を確認して必要な対応を選びましょう。
公開後に放置しないための担当表
「会社情報は総務」「サービス条件は営業」「システム更新は保守担当」のように、情報の正しさと技術保守を分担します。担当者が休む場合の連絡先も残します。
まず一件のお知らせを下書きから確認・公開まで操作し、手順が分からない箇所を解消してください。更新マニュアルを受け取るだけでなく、自社で使えることを確かめて運用を始めましょう。