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GA4とSearch Consoleでホームページ改善|見る数字と原因の切り分け

ミライウェブ株式会社 代表取締役 工藤 魁

監修者

工藤 魁

ミライウェブ株式会社 代表取締役

ミライウェブ株式会社 代表取締役。経営学修士(MBA)。中学生の頃からWeb制作に携わり、現在は企業のホームページ制作・運用、Webマーケティング、システム開発などを手がける。経営とITの両面から企業の課題解決に取り組み、Web活用や生成AIに関する書籍も執筆している。

Search Consoleは検索での表示やクリック、GA4はサイト内の行動を確認するために使います。両方の数字をそのまま一致させるのではなく、ページ単位で「見つかるまで」と「訪問後」を分けて調べると、直す場所を見つけやすくなります。

どちらで何を見るか

知りたいこと主に使う情報
検索で見つかるかSearch Consoleの表示回数・検索語
検索結果から来るかSearch Consoleのクリック・CTR
どこから入り何を見るかGA4の流入・ランディングページ・行動
フォームへ進むかGA4の設定済みイベントや経路
問い合わせが成立したか正常送信の計測と実際の受信記録

Search ConsoleのクリックとGA4のセッションは、定義や計測条件が違います。同意設定、ブラウザ、タグの状態などにも左右されるため、一致しないことだけで不具合と断定しません。

計測を先に確かめる

同じGA4のタグが二重に読み込まれていないか、意図したサイトへ送信しているかを確認します。問い合わせでは、ボタンクリック、フォームの送信操作、処理成功、通知受信を分けて考えます。

GA4では、重要な行動を測るイベントをキーイベントとして設定できます。自動のform_submitが、そのサイトで正常受付と一致するかは実際にテストします。氏名やメールアドレス、相談本文を解析へ渡さないようにします。(出典:Google:キーイベントについて、Google:拡張計測機能)

原因を切り分ける例

検索表示が少ない場合は、公開状態と対象テーマを確認します。表示はあるがクリックが少ないなら、順位、検索結果、タイトルと内容の一致を見ます。訪問はあるがサービスへ進まないなら、記事の目的と内部リンクを確認します。

フォームへの到達はあるが送信が少ないなら、入力とエラーを試します。計測上の送信はあるのに受信がないなら、解析の設定とメール処理の両方を確認します。

二重計測と受信件数の違いを調べる

同じ行動が複数回計測される場合は、テーマへの直接設置、タグ管理ツール、連携プラグインなど、タグを置いている経路を一覧にします。推測で全部削除せず、必要な一つの経路へ整理する作業を担当者に確認してもらいます。(出典:Google:拡張計測機能)

受信件数との差は、テスト、迷惑送信、通知の不達、送信成功と異なるイベントなどでも起こります。計測だけを正しいとせず、テストの一連の操作を追い、何が一回として記録されるか確かめましょう。

毎月の改善メモ

「対象ページ」「変化した数字」「考えられる理由」「確かめた事実」「変更内容」「次の確認日」を記録します。同じ期間、デバイス、流入条件で比べ、広告や季節の変化も併記します。

少ない件数で率が大きく動く場合は、問い合わせ内容も確認します。レポートを作るだけで終わらせず、次に直すページを一つ選ぶところまでを運用に含めましょう。

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