リニューアル公開前は、内容確認と技術確認を分担します。チェックリストには合否だけでなく、対象URL、確認者、確認日を残しましょう。テスト環境で確認できる項目と、本番公開後に再確認する項目を分けると、切替時の抜けを減らせます。
公開前チェックリスト
| 分野 | 確認内容 | 主な確認担当 |
|---|---|---|
| 事実情報 | 会社名、住所、料金、サービス条件、掲載許可 | 発注側 |
| 表示・操作 | PC・スマホ、メニュー、画像、PDF、外部リンク | 双方 |
| フォーム | 必須・任意、エラー、通知、自動返信、完了表示 | 双方 |
| 移行 | 旧URLからの転送、記事件数、画像参照 | 制作側 |
| 検索設定 | タイトル、canonical、noindex、robots.txt、サイトマップ | 制作側 |
| 計測 | 対象サイトとイベント、重複、テスト結果 | 計測担当 |
| 運用 | 管理権限、投稿操作、保守窓口 | 双方 |
| 復旧 | バックアップ、切替手順、戻す条件 | 制作・運用担当 |
担当欄は案件に合わせて変更します。「制作会社で確認済み」だけで、料金やサービス条件まで正しいとは判断できないため、社内でも事実確認します。
公開を止める問題の例
フォームが送信できない、主要サービスがエラーになる、料金が誤っている、公開ページが誤って検索対象外になっている、といった問題は公開判断に関わります。小さな余白調整などとは分け、誰が公開可否を判断するか決めます。
フォームは受信まで確認する
送信ボタンを押して完了表示が出るだけでは、担当者に通知が届くことは確かめられません。実際の通知先で受信を確認し、自動返信の差出人、本文、返信先も確認します。入力エラー時に内容が保持されるか、スマートフォンで訂正できるかも試します。
テストに使う情報はテストと分かるものにし、必要のない個人情報を入力しないようにします。
チェック漏れが残った場合の扱い
「未確認」と「不合格」は分けて記録します。未確認の項目は、誰がいつ確認するかを決めます。不合格は、修正内容と再確認の担当を記録します。チェック欄が埋まっていても、旧版で確認した結果ではないか、修正後に再確認したかを見ます。
本番でしか確かめられない項目は、公開手順の中へ入れます。公開担当者が作業を終えた後、受信担当者がメールを確認するなど、担当者間の連絡まで手順に含めると実行しやすくなります。
公開後に再確認する項目
本番URL、HTTPS、フォーム受信、旧URL転送、計測、キャッシュの反映を再確認します。DNSを変更した場合は、Webだけでなくメールへの影響も確認します。
記録例は「対象URL/確認項目/結果/確認者/確認日/残件/期限」です。未確認が残る場合は完了扱いにせず、公開後の担当へ引き継ぎましょう。