内部リンクは、同じサイト内で次に必要な情報へ案内するリンクです。ページを公開したら、どこから読者が来て、読後にどの疑問へ進むかを考えます。リンク数を増やすことより、リンク先の内容が予想できる案内が重要です。
ページの役割に合わせたつなぎ方
| 読んでいるページ | 次の疑問 | 案内するページ |
|---|---|---|
| 費用の一般解説 | 自社では何を優先するか | 予算の決め方 |
| 見積書の読み方 | 各社をどう比較するか | 相見積もりの取り方 |
| サービス詳細 | 似た支援ができるか | 該当サービスの事例 |
| 事例詳細 | 同じような依頼の範囲は何か | 関連サービス |
| 料金 | 準備不足でも相談できるか | FAQや相談窓口 |
無関係な記事を一律に並べるより、その段落で詳しく知りたくなる内容を案内します。
リンク文言の改善例
「詳しくはこちら」だけでは、移動先で何が分かるか読み取りにくくなります。「見積書の項目と確認質問を見る」のように、内容を表す文言を使います。ただし検索キーワードを長く詰め込む必要はありません。
Googleのリンクに関する案内でも、内容が分かるリンクテキストと、クロール可能なリンクが扱われています。実装では通常のリンクとして機能することを確認し、見た目がボタンでもクリック先が明確な状態にします。(出典:Google:リンクのベストプラクティス)
新しい記事を孤立させない
新規記事から既存記事へリンクするだけでなく、関連する既存記事やテーマ一覧からも入口を作ります。サイトマップに載せただけでは、読者が通常の閲覧で見つけられるとは限りません。
公開時の確認表に「所属する一覧」「関連する既存記事」「読後の案内」を入れると、リンクの付け忘れを減らせます。本文中のリンクは、その話題が出る場所へ置きましょう。
リンク先を同じタブで開くか
サイト内の説明を順に読む導線では、同じタブで進む方が戻る操作を使いやすい場合があります。外部資料を別タブで開く設計にするなら、リンク先が外部であることを分かるようにし、適切な安全属性を設定します。
重要なのは、サイト全体で挙動が極端にばらつかないことです。見た目は同じリンクなのに、一部だけ予告なくダウンロードするなど、読者の予測と違う動きがないかも確認します。
リンクを見直すタイミング
記事の統合、URL変更、サービス終了のときに見直します。転送が設定されていても、サイト内は直接新しいURLへ案内する方が分かりやすくなります。
リンク先が正常表示するかだけでなく、案内文と現在の内容が合うかも確認します。「料金を見る」で移動した先に料金の説明がない、といったずれも修正対象です。