アクセスがあっても問い合わせがない場合は、訪問者が見込み客か、判断材料が足りるか、相談する準備が整う導線かを調べます。サイト全体の訪問数だけでは原因が分かりません。流入先・流入元・デバイスを分けて確認しましょう。
アクセスを分けて見る項目
| 分け方 | 確認する疑問 |
|---|---|
| 記事とサービス | 学習目的の訪問が大半ではないか |
| 検索と広告・紹介 | 案内した内容と遷移先が合っているか |
| PCとスマートフォン | 特定の端末だけ操作しづらくないか |
| 対象地域・用途 | 対応できない相談を集めていないか |
| 新規と再訪など | 検討のために読み直す利用がないか |
利用できるデータの範囲で確認し、個人の検討状況を推測で決めつけないようにします。
流入の目的が違う例
「ホームページ 自作」で来た人へ、制作の見積もりだけを強く案内しても、いまは外注を考えていない可能性があります。まず記事の疑問に答え、自作と外注の比較など、次に必要な情報へつなげる方が自然です。
一方、「制作会社を変更したい」という人には、対応範囲、引き継ぎ方法、相談時に必要な情報を示します。訪問数が同じでも、必要な案内は違います。
サービスページで確認すること
対象、提供内容、料金条件、事例、進め方がそろっているかを見ます。「お気軽にお問い合わせください」の前に、どの段階で何を相談できるかを示します。
フォームへの到達が少なければ、その手前の説明とリンクを確認します。到達後に送信されないなら、項目数だけでなくエラー、入力しやすさ、受信の問題を調べます。
スマートフォンだけ成果が低い場合
PCとスマートフォンで、訪問者の目的や流入元が違う可能性があります。率の差だけで画面が悪いと決めず、同じ主要ページや近い流入条件で比較します。そのうえで、固定ボタン、入力欄、画像による文字の押し下げなどを実際に操作します。
スマートフォンでは後でPCから問い合わせる利用も考えられます。計測できる範囲には限りがあるため、個別の経路を推測で断定せず、再現できる問題と不足情報を優先して直しましょう。
問い合わせ率の読み方
サイト全体の率と、サービスページを見た人の率を混ぜないようにします。記事流入が増えると、問い合わせ数が変わらなくても全体の率は下がることがあります。率が下がっただけで集客が失敗とは判断できません。
問い合わせの件数に加え、対応対象か、商談になったかを確認します。クリックを増やすことより、適切なお客様が必要な情報を得て相談できる状態を目指しましょう。