本文へ移動

中小企業のホームページSEO|記事を増やす前に行う基本対策

ミライウェブ株式会社 代表取締役 工藤 魁

監修者

工藤 魁

ミライウェブ株式会社 代表取締役

ミライウェブ株式会社 代表取締役。経営学修士(MBA)。中学生の頃からWeb制作に携わり、現在は企業のホームページ制作・運用、Webマーケティング、システム開発などを手がける。経営とITの両面から企業の課題解決に取り組み、Web活用や生成AIに関する書籍も執筆している。

中小企業がSEOを始めるときは、主要サービスの説明と、検索エンジンがページを確認できる状態を先に整えます。そのうえで、お客様が依頼前に調べる疑問へ記事で答えます。記事数や更新頻度だけを目標にしないことが大切です。

SEOを始める順番

順番作業確認する結果
1公開状態を確認主要ページが正常表示し、誤った制限がない
2サービスを説明対象、提供範囲、条件、依頼方法が分かる
3ページの役割を整理同じ質問に答えるページが乱立していない
4タイトルとリンクを整える内容が伝わり、関連情報へ進める
5不足する疑問へ記事を作る顧客の検討に必要な答えが増える
6検索データで見直す想定と実際の検索語の違いが分かる

サービスページを先に整える例

例えば設備点検の会社なら、「設備点検を行います」だけでなく、対象設備、対応地域、点検の範囲、準備物、報告書の内容を説明します。解説記事から訪れた人も、自分の依頼に対応する会社か判断できるようにします。

自社の営業で使う言葉と、初めて調べる人の言葉が違う場合があります。専門名称だけでなく、相談で実際に使われる表現を確認し、意味を説明します。

記事を増やすか既存ページを直すか

同じ疑問に答えるページがあるなら、不足情報を補う方を先に検討します。別ページにするのは、対象者や知りたいことが違い、独立した説明が必要な場合です。地域名や業種名だけを差し替えても、具体的な対応内容が増えなければ役立つページにはなりません。

Googleはユーザーに役立つ内容を重視し、優先される文字数はないと説明しています。長文にするための前置きより、必要な比較条件や確認例を入れる方が読者の判断に役立ちます。(出典:Google:ユーザーを第一に考えたコンテンツ)

地域のお客様が中心の会社の場合

対応地域、来店方法、出張条件、営業時間など、地域で依頼先を探す人が必要とする情報を整えます。全国向けの一般記事を多数作る前に、自社へ依頼できる条件が分かるサービスページを確認します。

地域ごとにページを作る場合も、その場所での対応内容や拠点、実際に示せる情報があるかを見ます。地名だけを差し替えて増やすより、対応地域の一覧と条件を正確に示す方が、読者にとって分かりやすい場合があります。

外注時に確認すること

「SEO対策一式」の中身を、技術設定、テーマ設計、原稿制作、分析・改善に分けて聞きます。順位や問い合わせの保証ではなく、何を調べ、何を変更し、何を報告するかを確認してください。

毎月は主要ページの検索クリックと問い合わせ内容を確認し、変更した箇所と結果を残します。小規模サイトほど、全指標を見るより、事業に近いページの問題から直すと運用を続けやすくなります。

記事一覧へ戻る