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ホームページ改善はどこから始める?現状確認と最初の一施策

ミライウェブ株式会社 代表取締役 工藤 魁

監修者

工藤 魁

ミライウェブ株式会社 代表取締役

ミライウェブ株式会社 代表取締役。経営学修士(MBA)。中学生の頃からWeb制作に携わり、現在は企業のホームページ制作・運用、Webマーケティング、システム開発などを手がける。経営とITの両面から企業の課題解決に取り組み、Web活用や生成AIに関する書籍も執筆している。

ホームページ改善の最初の作業は、目的を一つ決め、主要ページの現状を確かめることです。SEOやデザインなどの施策名から選ぶより、お客様がどこで困るかを見つける方が、直す場所を絞れます。

初回の改善メモに書くこと

項目記入例
目的対象となるお客様からの相談を増やす
対象ページ主要サービスと問い合わせフォーム
観測した問題料金と準備物について同じ質問が多い
仮説相談できる条件が分からず迷っている
最初の変更料金を左右する条件と準備物を追加
確認する結果質問内容の変化とフォームへの遷移

これは検討例です。実際に確認した問題と、まだ推測の仮説を分けて書きます。

数字がない場合でもできる確認

自分のスマートフォンで、初めて来た人のつもりでサービスを探します。依頼できる内容、料金、相談方法が分かるかを確認し、分からない場所を記録します。社内の詳しい人だけでなく、初見の人の操作も参考になります。

解析が未導入なら、成果に近い行動を定義して計測を始めます。ただし、誤った料金や送信できないフォームを、データがたまるまで放置する必要はありません。

営業の声を改善案へ変える

「お客様が分かっていない」ではなく、「どの説明を追加すると確認の手間が減るか」と考えます。毎回説明する対応範囲や、よく誤解される料金条件を、該当サービスの近くに置きます。

情報の不足なのか、あるのに見つからないのかも区別します。前者は原稿追加、後者は見出しや導線の改善が候補になります。

初回の改善を進める役割分担

営業担当は繰り返し聞かれる質問、更新担当は操作上の困りごと、制作担当は技術的な原因を出します。責任者は事業上の優先度を決めます。一人の担当者がすべてを判断する必要はありません。

改善会議の最後には、実施する一件、担当者、必要な資料、確認日を決めます。アイデア一覧だけで終えると次回も同じ議論になりやすいため、実施しなかった案は理由とともに残し、状況が変わったら再検討します。

最初の施策は確認しやすいものを選ぶ

一つのページの説明追加、壊れたリンクの修正、フォームのエラー表示改善など、変更と確認を具体化できるものから始めます。全体の構成やCMSに原因があるなら、個別修正を繰り返す前に調査を依頼します。

変更日と目的を残し、一定期間後に同じ条件で見直します。「直した箇所の数」ではなく、解消した疑問や問題を記録して次の施策へつなげましょう。

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