月額費用を「必要な追加来店数」に置き換える
MEOにいくら使うかを決めるときは、閲覧数の目標より、費用を回収するために何件の追加来店が必要かを計算すると判断しやすくなります。ただし、マップを見た予約がすべて施策による純増とは限りません。以前から来る予定だったお客様もいるため、流入経路と増分効果は分けて考えます。
売上ではなく、1件あたりの利益で試算する
簡易的には「月間の施策費用÷1件あたりの限界利益」で必要件数を求めます。ここでいう限界利益は、追加の利用で増える売上から、材料費や決済手数料など増分費用を差し引いた金額です。自社の費用構造に合わせて計算してください。
| 仮定 | 金額・件数 |
|---|---|
| 月の運用費 | 30,000円 |
| 初回利用の売上 | 8,000円 |
| 1件増えるごとの費用 | 3,000円 |
| 1件あたりの限界利益 | 5,000円 |
| 運用費回収に必要な純増来店 | 6件 |
すべて仮定の数字であり実績ではありません。初期費用、店舗側の作業時間、広告費があれば加えます。キャンセルや無断欠席も考えると、予約6件と来店6件は同じではありません。
継続利用は、確認できる範囲で加える
ジムや美容室などでは継続利用が利益に影響します。ただし、全員が長く続ける前提で予算を大きくすると回収見込みを誤ります。初回のみ、過去の平均に近い継続、低めの継続という複数のケースで試算すると、楽観的な条件に依存していないか確認できます。
比較期間と外部要因を記録する
月ごとに営業日、予約枠、値上げ、キャンペーン、季節要因を記録します。例えば休業日が多い月と通常月の総予約数だけを比べても、施策の良し悪しは分かりません。前年同月のデータがあれば参考にし、ない場合も条件の変化を添えます。
続ける・直す・縮小する基準を決める
接点は増えたが予約が伸びないなら導線を修正し、予約が増えても利益が出ないなら対象メニューと費用を見直します。空き枠がない場合は新規獲得より、案内の正確さや予約調整が優先になることもあります。
毎月の会議では、数値を眺めるだけでなく「来月はどこを一つ変えるか」を決めます。具体的な記録方法は予約・来店の計測をご覧ください。
参考情報
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