本文へ移動

Googleマップからの予約・来店を計測する方法|クリック数と成果を分ける

プロフィールの行動指標、サイトの予約完了、店舗の来店記録をつなぎ、効果を把握しやすくします。

ミライウェブ株式会社 代表取締役 工藤 魁

監修者

工藤 魁

ミライウェブ株式会社 代表取締役

経営学修士(MBA)。企業のWeb制作・運用やIT支援に携わり、Googleビジネスプロフィールを活用した店舗集客の改善を支援。MEO対策では検索順位だけでなく、店舗情報の整備、口コミへの対応、Webサイトへの導線、効果測定までを一体で捉えることを重視している。経営とITの両面から、事業者が継続して取り組める運用と改善を提案している。

プロフィールの数字と店舗の成果を分けて記録する

電話ボタンのクリック、予約ページへの移動、経路案内は行動の手がかりです。実際につながった電話、予約完了、来店とは異なります。途中の数字を売上成果として扱うと、改善すべき場所を見誤ります。

サイトへ送るリンクに計測用の情報を付ける

自社サイトでGA4などを使う場合は、プロフィールからの移動と分かるようUTMパラメータを付ける方法があります。命名は社内で統一し、店舗ごとに識別できるようにします。以下は命名例であり、必須の設定値ではありません。

?utm_source=google&utm_medium=organic&utm_campaign=gbp&utm_content=store-a

元のURLにすでに「?」がある場合は接続方法が変わります。公開前に正しく開けるか確認し、氏名やメールアドレスなどの個人情報をパラメータに含めないようにしてください。予約サービスによってはパラメータが保持されないこともあります。

予約完了を確認できる範囲を把握する

自社サイトで完了まで計測できる場合は、ボタンのクリックと完了を分けて設定します。外部予約サイトへ移動する場合は、予約サービスが提供する分析機能や連携の可否を確認します。別ドメインをまたぐ計測は設定と権限が必要になるため、リンクだけで自動的に追えるとは限りません。

受付記録を補助データにする

記録 目的
予約日・来店日 申し込みと実際の利用を分ける
知ったきっかけ 計測できない経路を補う
利用メニュー 目的のサービスにつながったか確認する
キャンセル・未成立理由 案内や受け入れ枠の問題を見つける

きっかけは任意で自然に尋ね、回答を強制しません。「Google」と答えた人が検索広告かマップかを明確に覚えているとは限らないため、回答の精度にも限界があります。

完全一致を目指すより改善に使う

同意設定、端末変更、電話、複数回の訪問などで計測できない部分があります。管理画面と予約台帳が一致しないことだけで不具合と断定せず、定義と計測範囲を確認します。最終的な来店実数を基準にしつつ、どの段階で離れているかを見るのが実務的です。

費用判断には利益からの試算を組み合わせ、クリック単価だけで結論を出さないようにしましょう。

参考情報

Googleの仕様・表示項目は業種やアカウントによって異なります。操作時は管理画面と以下の公式情報をご確認ください。

記事一覧へ戻る